投稿者 まさ2 | 2012/05/17

パドレスの二遊間

2011年の開幕前にパドレスがオーランド・ハドソンとジェイソン・バートレットを獲得したとき、まさかベテラン2人がこれほど低迷するとは誰が予測できたでしょうか。昨年に続き二遊間でコンビを組んでいるハドソンとバートレットですが、最悪と思われた昨年をさらに上回る酷い成績を今年はここまで残しています。

オーランド・ハドソン
2011年 119試合 打率.246 7本塁打 43打点 19盗塁 出塁率.329 OPS.681
2012年 36試合 打率.211 1本塁打 11打点 3盗塁 出塁率.260 OPS.577

ジェイソン・バートレット
2011年 139試合 打率.245 2本塁打 40打点 23盗塁 出塁率.308 OPS.615
2012年 29試合 打率.133 0本塁打 4打点 0盗塁 出塁率.198 OPS.432

・・・なんとも言いようのない成績。2011年終了後、パドレスは両者をトレードに出せないか模索しましたが、ハドソン、バートレット共に$5.5Mという高額の年俸がネックとなり引き取り手は見つかりませんでした。

昨年より成績を落としている高年俸ベテラン選手を今更トレードに出せる可能性は皆無に等しく、今後パドレスはタイミングをみて両者を解雇するものと思われます(同じタイミングで放出するのか、バラバラに放出するのかは状況次第ですが)。では次の二遊間コンビは誰が組むのか?現時点での候補を紹介します。

アンディ・パリノ Andy Parrino 27歳 各内野・レフト 現メジャー
昨年メジャー昇格を果たし、今季は内野ユーティリティーとしてチームに帯同。内野各ポジションだけでなく外野も守れるため、守備面での融通は最も利く選手。マイナーで二桁本塁打を記録したこともあり意外にも長打力を兼ね備えているものの、打撃面での確実性は低く現打率も1割7分が証明するとおり、スタメンでの起用は力不足。基本的には現在のように守備的控えとしての起用が好ましいと思われる。

エバース・カブレラ Everth Cabrera 26歳 遊撃・二塁手 現3A
コロラドよりルール5ドラフトで獲得し、2009年に103試合に出場、25盗塁を記録するなど及第点のプレーを披露した。二塁、ショートを守ることができ、今回の候補選手中No.1のスピードを誇る。しかし翌年からは打撃不調に加え故障にも苦むなど期待どおりの成長を見せておらず、評価を随分落としてしまった。今季は内野ユーティリティーの椅子をパリノに奪われ、3Aスタート。マイナーで打撃好調を維持しているが、3月にDVで逮捕されていたことが発覚。裁判内容が明らかになっていないため、球団もカブレラの昇格に二の足を踏んでいる状態。

ローガン・フォーサイス Logan Forsythe 25歳 二塁・三塁手 現3A
当初は三塁手だったが、チームの編成上昨年二塁へコンバート。シュアな打撃が売りで、今年のキャンプでは出場機会を増やすためにショート守備も挑戦。しかしキャンプ中に故障し、最近ようやく試合出場できるまで回復した。選球眼には定評があるが、守備は普通レベルで足が速いわけでもなく、また長打力も兼ね備えていないため、出番を得るにはひたすら安打と四球を量産するしかない。

アレクシ・アマリスタ Alexi Amarista 23歳 二塁・遊撃・レフト・センター 現3A
今季アナハイムよりトレードで獲得。身長170cmと非常に小柄。基本は二塁手だが、ショート、センター、レフトも守ることができる。パリノのような長打力は持っていないが、三振が非常に少なく足も速いため打撃面ではアップグレードになるのではないか。ただスタメン起用となると他の選手同様、一度起用して蓋を開けてみなければわからないところがあり、パリノ同様やはりユーティリティーが適任のように思われる。

Vince Belnome 24歳 二塁・一塁・三塁手 現3A
過去3年間、各レベルでまずまずの成績を残してきているが、世間の注目を集めない可哀相な選手。成績を見る限り足は速くないが、選球眼もあり一発を打つ長打力も持っている。何がいけないのか書類上ではよくわからないが、スカウトの眼にとまらない何か理由があるのだろう。もし選手枠に余裕があるのであれば、一度上で見てみたいところ。元来は三塁手だが、現在は一塁、二塁もこなす。一塁を守らされている時点で守備は上手くないことが予測される。

Beamer Weems 25歳 遊撃手 現3A
ショートの守備に関してはマイナーでも随一の評価を得ているが、いかんせん打撃が悪いためメジャー昇格の噂すら流れていない。マイナー5年での通算打率.238ではいたし方ないところ。強打のチームなら話は別だが、貧打にあえぐパドレスでは少しでも打てる打者が優先されるため、なかなか守備のスペシャリストには声がかかりづらい。ただ今はバートレットもパリノも大した成績を残しておらず、誰が出場しても打率2割を切るのであれば、せめて守備の上手いWeemsに守らせたほうがマシという考え方も十分現実的に感じてしまう。

ジェド・ジョーコ Jedd Gyoko 24歳 三塁・二塁手 現2A
もともと三塁のプロスペクトであるが、パドレスではチェイス・ヘッドリーが不動の存在となっているため、今年より二塁守備も練習している。ジョーコの一番の魅力は打撃で、秋季リーグで首位打者を獲得するなど昨年急成長をみせた。ただ守備は決して上手くなく、またヘッドリーの去就次第で再び三塁に戻る可能性も大いにある。打撃だけならこのメンバーで一番の素質があるため二塁守備をこなせるようになれば非常にありがたいが、メジャー昇格は最短でも来年か。

ジョナサン・ガルベス Jonathan Galvez 21歳 二塁手 現2A
もともとはショートだが昨年二塁へコンバート。今年は2Aで開幕を迎える予定だったが、キャンプ中の怪我が原因でまだ試合出場はできていない。打撃と足は魅力ではあるが、いかんせん守備が良くない。2010年はなんと43エラー!昨年も24エラーを記録。まだ若く今後守備が向上する可能性はあるが、現状では内野のスタメン候補としては構想外。

コーリー・スパンジェンバーグ Cory Spangenberg 21歳 二塁手 現1A+
昨年のドラ1選手。パドレスとの契約を早期に済ませたため、去年だけで72試合に出場することができた。長打力はないものの、シュアな打撃は非常に高く評価されており、二塁手のプロスペクトとしてMLB全体でも上位に位置されている。また足が速いのも魅力。ただまだ1A+に所属していることもあり、メジャーに昇格するのは早くても2014年終盤ではないか。

とズラズラと紹介してきましたが、現実的に考えてチャンスがあるのはパリノ、カブレラ、フォーサイス、アマリスタの4選手。悲しいことにユーティリティータイプの選手ばっかり。4名中一番スタメン起用に近そうなのは俊足という武器を持つカブレラですが・・・とりあえずDV問題には目をつぶって起用するんじゃないでしょーか。懐の広いアメリカですし、ジャイルズはずっと試合に出ていましたし。あと何といっても、バートレットの状態が悪すぎなので。

で、二塁はハドソンを引っ張りつつ、フォーサイスとアマリスタの2人のプレー時間を増やしていくものと予測します。

ハドソン、バートレットの印象が良さそうなミネソタ・ツインズがどちらか一人+金銭と西岡あたりでトレードしてくれませんかねぇ。そしたら中継も増えるのに(笑)


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

カテゴリー