蒸し暑い・・・なんでこんなに蒸し暑いんでしょうか、こんばんは、まさ2です。もう半分脳が寝ています。これをアップした瞬間に寝るので、誤字脱字があったらすみません。
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さてパドレスはNL西にてジャイアンツ、ロッキーズと低レベルな3位争いを繰り広げていますが、9月のロースター拡大に伴い2人の若手野手を昇格させています。今日はその2名、レイモンド・フエンテスとトミー・メディカを簡単にご紹介。
レイモンド・フエンテスはこのブログでも何度か登場しており、コアなパドレスファンの方であれば名前をご存じでしょう。エイドリアン・ゴンザレスをレッドソックスへ放出した際のトレードで、アンソニー・リゾ、ショーン・ケイシー、エリック・パターソンと一緒にパドレスへ移籍したのがフエンテス。
もともと2009年ドラフトで1巡目(全体28位)で指名されており、素質は期待されていました。22歳の左打ち俊足外野手で、獲得当時は非力ながらも打撃さえ向上すれば将来の先頭打者に・・・との評価。しかし移籍後はなかなか成績を残せず、同世代で同じ外野手であるドノバン・テイトやエバレット・ウィリアムズと足並みを合わせるように評価も急降下。
当サイトのプロスペクト総合ランクでも2011年では7位にランクインするも、その後2年間はランク外。今年に至っては全くランクにすら名前が出てこない低落となっていました。
しかし何があったのか、今季2年目となった2Aで突如ブレイク!その後3Aに昇格しても勢いは衰えず、遂にメジャー昇格を勝ち取りました。
現在パドレスでは打率1割台と結果を残せていませんが、来季はメイビンやベナブルに故障があった際の代替要員として出番が増えそうです。盗塁成功率は要向上。
以下、フエンテスの成績:
Year | Lev | Aff | G | AB | R | H | HR | RBI | SB | CS | BB | SO | ||||
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2009 | Rk | BOS | 40 | 145 | 16 | 42 | 1 | 14 | 9 | 5 | 7 | 24 | .290 | .331 | .379 | .711 |
2010 | A | BOS | 104 | 374 | 59 | 101 | 5 | 41 | 42 | 5 | 25 | 87 | .270 | .328 | .377 | .705 |
2011 | A+ | SDP | 124 | 510 | 84 | 140 | 5 | 45 | 41 | 14 | 44 | 117 | .275 | .342 | .369 | .711 |
2012 | AA | SDP | 136 | 473 | 53 | 103 | 4 | 34 | 35 | 9 | 52 | 133 | .218 | .301 | .302 | .604 |
2013 | AA | SDP | 93 | 345 | 56 | 109 | 6 | 35 | 29 | 10 | 41 | 71 | .316 | .396 | .441 | .837 |
2013 | AAA | SDP | 14 | 55 | 17 | 23 | 0 | 8 | 6 | 1 | 10 | 10 | .418 | .515 | .491 | 1.006 |
5 Seasons | 511 | 1902 | 285 | 518 | 21 | 177 | 162 | 44 | 179 | 442 | .272 | .344 | .371 | .715 |
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そしてトミー・メディカ。2010年ドラフトでパドレスから14巡目指名を受けた25歳ですが、正直この選手が上がってくるとは完全ノーマークでした。
先に成績を載せておきます。
Year | Lev | Aff | G | AB | R | H | HR | RBI | SB | BB | SO | ||||
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2010 | A- | SDP | 34 | 102 | 7 | 18 | 0 | 9 | 0 | 18 | 18 | .176 | .318 | .216 | .534 |
2011 | Rk | SDP | 6 | 23 | 8 | 9 | 1 | 6 | 0 | 4 | 3 | .391 | .464 | .609 | 1.073 |
2011 | A | SDP | 44 | 142 | 22 | 38 | 3 | 21 | 0 | 17 | 33 | .268 | .366 | .465 | .831 |
2011 | A+ | SDP | 42 | 139 | 21 | 42 | 6 | 17 | 0 | 25 | 32 | .302 | .440 | .504 | .944 |
2012 | A+ | SDP | 93 | 355 | 65 | 117 | 19 | 87 | 1 | 41 | 86 | .330 | .406 | .623 | 1.029 |
2013 | Rk | SDP | 5 | 17 | 6 | 5 | 2 | 8 | 0 | 1 | 7 | .294 | .333 | .765 | 1.098 |
2013 | AA | SDP | 76 | 280 | 48 | 83 | 18 | 57 | 4 | 28 | 67 | .296 | .372 | .582 | .954 |
4 Seasons | 300 | 1058 | 177 | 312 | 49 | 205 | 5 | 134 | 246 | .295 | .388 | .538 | .926 |
しかしメディカは3Aを飛び越えて意外にもメジャーへ昇格。一塁は現在ヨンダー・アロンソが怪我しているものの、カイル・ブランクスや上記のグズマンもいる状態にもかかわらず、です。
パドレスは昨年のルール5ドラフトでアスレチックスにネイト・フレイマンを獲られ、有望な一塁手を一人失っています。この事もあり、マイナーでも層が薄い若手一塁手を保護するためにメディカを40人枠に入れておこう、という判断だったんでしょうか。パンチ力はあるので、代打としてならメジャーでも生き残れるかもしれませんね、まぁ頑張ってね的な軽い感じで・・・。
全然説得力のない推測ですが、それほどメディカに貴重な選手枠を与えた理由が思い浮かばないんです。なかなかに驚きの昇格でした。
ただメディカはメジャー初スタメンとなった試合でクリフ・リーから本塁打を放つなど、フエンテスとは異なり首脳陣へのアピールに成功しています。このまま継続して存在感を増せば、ヘスス・グズマンの代打枠を来年には奪っているかもしれません。捕手復帰も視野に入れているようですし、スカウトの評価を見返してほしいものです。
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若手と言えば、数か月前に先んじてメジャー昇格していたジェフ・デッカーは何してるのでしょうか?怪我でしょうか?このタイミングで再昇格していないと、ちょっと厳しい立ち位置にいることになっちゃうんですが・・・。
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